アフリカ亀甲竜が順調に肥大していっております。
現在直径は約12cmです。
亀甲竜はヤマイモ科の植物で、芋の部分が成長と共に亀の甲羅の様な模様を形成して行きます。コーデックス(塊根)植物の中でも人気があります。
どちらの株も良い模様をしていると思います。
是非宜しくお願い致します。
育て方の注意の前にそれに関わる亀甲竜の特性を書きたいと思います。
亀甲竜は南半球の植物なので、属に”冬型の植物”と言われます。日本の四季からすると、夏休眠し冬活動すると言うことになります。大まかにですが。
生まれの環境(南半球)と育つ環境(北半球)の季節感がチグハグなので少し管理に注意が必要です。
では特性を踏まえ育てる上で注意したい事を書きたいと思います。
注意する事は、”水やり“、”温度“、”病害虫“です。
項目はいつもとあまり変わりませんが、生まれへの配慮が少し必要です。
①水やり
乾燥気味に管理します。鉢底穴から見える土もサッパリしていたらタップリ水をあげて下さい。
保水力は高い植物なので乾燥気味の管理がおすすめです。
更に夏は活動が鈍いあるいは休眠状態になるので、表土が乾いていても株が水を吸って乾いた訳では無い可能性があります。ある程度鉢内部が乾いている事を確認してから水をあげます。
水が多いと芋の地中部が腐って枯れてしまいます。
②温度
厳しい暑さも寒さも苦手です。生まれを考えると仕方ないと思います。
夏は風通しの良い半日陰で涼しく管理し、冬は少し暖かくしてあげます。10℃位は欲しいです。
夏、上記の様に管理しても落葉してしまう事がありますが、枯れてしまった訳では無いので捨てずに様子見して下さい。
③病害虫
春~秋に掛けて”ハダニ”や”アブラムシ”の被害にあった事があります。
夏は落葉してしまうかも知れませんが、葉は株の成長の為にも大事にしたいので定期的な対処がおすすめです。
以上です。
若干面倒なヤツですが、慣れると簡単です。
是非宜しくお願い致します。
(ご参考投稿)