あいにくの天気が続いてますね。
皆様体調崩して無いでしょうか。
植物も水気が多いいと根を傷め調子を崩す可能性があります。
地植えの場合は雨避けが難しいですが、鉢植えの場合は雨の当たらない所に避難させるなどして水コントロールしてあげると良いです。
調子が悪そうな場合は水コントロールを是非やってあげて下さい。
では、
朝顔アピールしたいと思います。
朝顔『暁シリーズ』の苗です。
大輪の花が楽しめます。
花色もまだたくさんあるので是非宜しくお願い致します。おすすめです。
ここからは育てるコツをご説明したいと思います。
植物全般に言える事ですが、”花”や”実”は種(子孫)を残す為の反応で『生殖成長』と言います。
逆に”葉”をたくさん繁らすのは株自身を大きく成長する為の反応で『栄養成長』と言います。
この事を前提に考えると、
花を咲かせたいなら『子孫を残したい!』と思わせること。
株を大きくしたいなら『自分が成長する!』と思わせることです。
具体的にどうするかと言うと、
【花を咲かせたい場合】
・健康的に育てる…水、肥料、日光、温度を適度に、また病害虫対策もしてあげる。エネルギーに余裕があると良い花が咲けます。
・剪定し成長を止める…大きくなれないと思わせると花が着きます。
・ストレスを与える[おすすめしません]…水が適量でない。温度が適度でない。など枯れそうになると子孫を残したがります。
・根詰まりする[おすすめしません]…これ以上成長できなくなると子孫を残したがります。
一方、
【株を成長させたい場合】
・鉢を大きい物に植え替える…根が張れる空間を作る。
・健康的に育てる…水、肥料、日光、温度を適度に、また病害虫対策もしてあげる。
以上の様な特性が植物にはあります。
上記の特性を考えつつ育てて行くと開花や結実のコントロールもできます。
では具体的に朝顔で考えると、
目標を『大きく健康に育て花もたくさん見たい!』とします。
①根の張れる空間を十分に設け、株を大きくします。【栄養成長】
②親ヅルがある程度伸びたら摘心して親ヅルの成長を止め、子ヅルを出させツルを伸ばします。【栄養成長】
③子ヅルが伸び葉の量も十分なのに花の着きが悪いと感じられた場合は、子ヅルも摘心し成長を止めて花を着けさせます。【栄養成長→生殖成長】
以上の様に成長をコントロールすると満足できる成果が得られると思います。
『そんなの面倒!』と思われる方、ご安心下さい。摘心しなくても秋になると気温の低下によって生殖成長に切り替わり花が楽しめます。
また余談ですが、キュウリやゴーヤなども同じ様な特性なので実が着き難いと思ったら子ヅル摘心やってみて下さい。
長くなってしまいましたが、是非チャレンジしてみて下さい。
宜しくお願い致します。