今回もおすすめ商品をご紹介したいと思います。
珍しい芋です。
アフリカ亀甲竜といいます。
芋の表皮が生長と共にひび割れ、亀の甲羅の様な模様を見せてくれます。
年月が経つにしたがって切れ込みが深くなり、年輪の様な層も見る事ができます。とても魅力的です。
写真の株は直径約10cmですが、生長すると直径20cm以上にもなります。
アフリカ亀甲竜は”冬型”と俗に言われる植物で暑い時期は葉を落とし休眠します。南半球原産の為、日本の冬時期に休眠する落葉樹等とは逆の感覚です。
夏、落葉したら室内や屋外でも涼しい場所で管理してあげます。
夏の終わり頃から蔓が伸び始め、その後葉が展開します。
冬型といっても寒さに強い訳ではありません。冬は寒さに当てず室内の温かい場所で管理してあげます。
寒過ぎや暑過ぎを避けてあげて下さい。当店では冬は15℃以上、夏は32℃以下の室内や日陰で風通しの良い室外で管理しました。
その他の注意点は『水やりと土質』です。更に、念の為留意したい事は『病害虫』です。
まず『水やりと土質』についてです。
多湿を好みません。芋なのでそこそこ湿り気の有る畑の土(黒土など)でも大丈夫なのではとも思いましたが、生産者さんからは芋部が傷み易いので注意と言われました。
亀甲竜の芋部の形がレンズ状になっており、底面の平面部が多湿だと腐り易いとの事でした。
以上から、土質を考慮しつつ水やりはしっかり土が乾くまで我慢して下さい。特に休眠期の夏は表土をどかしてもしっかり乾いてたらタップリ水をあげて下さい。
次に留意点の『病害虫』についてです。
病害虫が活発的な暖かい時期にアフリカ亀甲竜は休眠しますので『害虫』についてはそこまで敏感にならなくても良いかなぁ~と思ってます。
とは言いつつ秋頃の新葉には害虫が付かない様に気に掛けてあげて下さい。
『病気』についてはカビ類に注意したいので、前述の通り多湿に注意して下さい。
以上です。
比較的高価な商品ですが、塊根植物の中でも特徴的で人気のある商品です。
大きくなっていくと価格も上がって行きますので、現状(税込12000円)でいかがでしょうか。
宜しくお願い致します。