私が思う野菜苗との接し方

今回は夏野菜の具体的作業をご紹介する前に、私なりの野菜苗との接し方のイメージをお伝えしたいと思います。

①幼子には優しく。

野菜苗は皆さんご承知の通り、まだ幼い状態です。いろいろな邪魔(強風、雨、害虫などなど)にとても敏感に反応が出ます。良い生長の為には初期の管理にも注意です。

②生長を導いてあげる。

『良い野菜を収穫する』を目的とする場合は苗の頃から手入れをし、生長を導いてあげましょう。

野菜は水と防殺虫さえ最低限出来ていれば枯れる事はそうありません。ですが放任すると好き勝手に生長します。伸びたいように伸びます。結果、収穫時期が遅れたり、良い実が取れなかったり、悪い虫が付いたりと思い描いていた物とは違うものになってしまいます。

目的の為に手入れしてあげましょう。

具体的には、”芽掻き”や”摘芯”などなど適時適切な手入れをしてあげます。

幼い時期は”芽掻き”で腋芽へ行く余計な力を使わせない。

ある程度生長したら”摘芯”で腋芽へ力を流してあげるなど将来の姿を想像しながら育ててあげます。

③可愛がり過ぎない。

可愛がって欲しいですが、水のあげ過ぎは注意して下さい。

表土が乾いたらタップリ水をあげるです。(地植えの場合はほぼ水が不要です。)

大きく育って欲しいから水をたくさんあげたくなる気持ちは解ります。ですが、水の灌水量=株の生長ではありません。健康な根の量=株の生長です。健康な根でないと株は元気良く育ちません、根を育てる感覚で水やりをしてあげると良いです。

梅雨はどうしても土が多湿気味になります。梅雨が明けると急に日が強くなります。健康な株でないと辛い日々です。

梅雨に入る前に健康な根をたくさん広範囲で張らせておけば、梅雨の多湿も梅雨明け後の強い日光にも耐えてくれます。

長々となってしまいすみません。

是非気を付けてあげて下さい。

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