今年もミモザはとても綺麗でしたね。
来年も見栄え良く咲かせるには近い内に剪定してあげるのがおすすめです。
遅く剪定すると花芽を切ってしまうため花が見れなくなる可能性があります。今の内にやってあげましょう。
一切剪定をしなくても環境が良ければ花を望めますが、形良く咲かせる為には剪定が必要です。
では具体的に書きます。
これから出てくる新芽が伸び、来年枝先に花を着けます。
写真の様に葉の付け根から新芽が伸びる場合と幹から新芽が伸びる場合があります。
樹の元気良さにも依りますが、節(葉の付け根)毎に新芽が付く事もあります。また、生長が旺盛ですので芽は結構伸びます。
鉢植えの場合、元気が良い樹は一回り大きい鉢に植え替えてあげるのもおすすめです。根詰まり防止と水やりが少し楽になります。
樹の元気良さや地植えor鉢植えで伸び具合は変わってきます。伸び量は明確には書けませんが、来年の花の位置(今年の伸び量)を想定して剪定します。
当店の場合、鉢植えならば
↑こんな感じで幹から約半径15㎝以上の部分は切り落とします。
芽が生長すると幹から約50㎝付近に花芽が付くと予測します。
花の開花前まで伸ばしっぱなしのボサボサの状態で良いですが、開花前に綺麗に仕立ててあげると見栄えが良くとても綺麗です。
続いて地植えの場合ですが、どのくらい大きくしたいかに依ってまちまちです。やはり伸び量を想定しながらハサミを入れてあげましょう。
ただし、鉢植えも地植えも弱っている場合は切り過ぎないようにしましょう。
またある程度枝が出揃った頃、枝が混み合うので風通しを良くするために枝を間引く作業をしてあげましょう。
害虫予防や日光が内側まで届くようになるためおすすめです。
以上です。是非やってあげて下さい。